【第9回】これってもしかして投資詐欺?投資初心者向け身を守るための5つの方法【完全ガイド】

はじめに

こんにちは、coffeeka管理人です。
人生100年時代、働ける期間よりも働けない期間のほうが長くなりそうな未来が予想されますね。将来のために、自分が動かなくてもお金が働いてくれる仕組みの一つとして「投資」があると思います。

ですが実際に投資を始めてみよう!と思っても、難しい横文字や専門用語が多くて最初から挫折してしまったことはありませんか?
だからこそ難しい言葉を当たり前のように使っている人を見ると「よく知っている人だ」「こんな人が自分を騙すはずがない」と思い込んでしまいます。
また、「誰でも簡単に稼げる!」など、普段は絶対に引っかからないような甘い話にも乗ってしまいそうになるのが投資です。
今回は投資初心者向けに、投資詐欺から身を守るための具体的な方法を5つ紹介します。
安全に投資を始めるためのポイントを理解し、安心して資産運用をスタートしましょう。

投資の道は一朝一夕には上達しません。
投資の正攻法は「投資し続けること」です。
そのためにも自分の身は自分で守りましょう!

高リターンの約束には要注意!
「短期間で2倍」は本当?高リターン投資のリスク

「短期間で資産が2倍になる」ときいて「株取引はそうでなくちゃ」と思った人は要注意です。株こそ短期的に資産を増やせない、という意識でいるほうが安全だと思います。
一般的に、リスクとリターンは表裏一体であり、リターンが大きいほど損失の可能性も高くなります。実現不可能なリターンを約束されたときこそ冷静に判断しましょう。長期的な視点で安全な投資戦略を立て、短期の利益に飛びつかないことが重要です。

リスクなしの投資は存在しない?本当に安全な投資の見極め方

「リスクなしで確実に儲かる」私もそんな話があれば乗っています。ですが、そんな話があったら独り占めしたいと思いませんか?人に話して参入する人が増えればそれだけ手に入る可能性も下がるということです。そんな話こそ内緒にしておきたいのが人間の心理です。
どの投資商品にも必ずリスクは伴います。安全性が高いとされる商品も市場の変動に影響され、下落するリスクはあります。
本当に安全な投資を見極めるためには、商品や企業の信頼性、過去の実績、リスク管理の手法を調べることが重要です。

投資会社やアドバイザーの登録状況を確認する
金融庁と証券業協会で登録確認をする方法

投資を勧められたとき、その会社やアドバイザーが正規のライセンスを持っているかをネットで検索できます。(販売はもちろんのこと運用も登録性です。)
金融庁や日本証券業協会の公式サイトには、登録されている企業やアドバイザーのリストが公開されており、簡単に検索できます。
登録がない業者は詐欺の可能性が高いため、必ず確認しましょう。

金融庁 免許・許可・登録等を受けている業者一覧
一般社団法人日本投資顧問業協会

登録がない場合のリスク:詐欺業者の見分け方

ライセンスの登録が確認できない業者に対しては、特に警戒が必要です。
未登録の業者は、法的な監視や規制がないため、詐欺や不正な行為を行うリスクが高くなります。

また、破綻した際に資金を回収することができないかもしれません。(訴えることもできない可能性もあります。)
取引を始める前に、必ず登録の有無を確認し、安心できる相手とだけ取引することが重要です。

強引な勧誘には警戒
「今すぐ投資しないと損する!」

「今すぐ投資しないと大きなチャンスを逃す」「今だけ!」というような決断を急かす勧誘は典型的な手口です。
焦ってしまい冷静な判断ができなくなり、リスクのある商品に投資してしまう可能性が高まります。
急な投資勧誘には一旦立ち止まり、じっくりと情報を確認してから決断することが大切です。

冷静に判断するためのステップ:投資決断時のチェックリスト

強引な勧誘に巻き込まれないためには、事前に判断基準を持っておくことが効果的です。
1 自分が理解している内容か
2 リスクを把握しているか
3 第三者の意見を求めたか

など、チェックリストを作成し、感情に流されず、冷静な判断を保つことを意識しましょう。

投資のリサーチは自分で行う
口コミに頼らない!信頼できる情報源の見つけ方

投資をする際、口コミや友人の意見に頼りすぎると、思わぬ損失を招くことがあります。
信頼できる情報源としては、金融機関の公式サイトや専門家によるアナリストレポート、独立系メディアのニュースが挙げられます。
自分で情報を収集し、客観的な視点から投資判断を行うことが、詐欺に巻き込まれないための重要なポイントです。
さらに、自分で調べている時間がより自分を冷静にしてくれますし、投資した責任は自分にあることを意識できると思います。

投資詐欺を見抜くためのリサーチポイント

投資詐欺を避けるためのリサーチポイントを紹介します。
1 投資先の企業や商品が透明性を持っているか
2 過去の実績が公開されているか
3 異常に高いリターンを謳っていないか
正確で信頼性の高い情報を基に判断することが大切です。

専門家に相談する
信頼できる投資アドバイザーの選び方

投資を行う上でプロにアドバイスしてほしいと思う人は少なくないと思います。
選ぶ際には、過去の実績や評判、そして独立系であるかどうかを確認しましょう。
また、報酬の仕組みも重要で、利益に基づいて報酬を得るアドバイザーには慎重になる必要があります。
銀行や証券会社の担当者ではなく、独立系の資産アドバイザー(IFA)やファイナンシャルアドバイザーに相談をすることも可能です。

一般社団法人日本IFA協会
日本FP協会

独立系アドバイザーと金融機関系アドバイザーの違い

投資アドバイザーには、独立系と金融機関に属するアドバイザーがいます。
独立系アドバイザーは、特定の金融商品を販売することが目的ではなく、中立的な立場から投資の助言を行うため、信頼性が高いとされています。
金融機関系アドバイザーは、自社の商品を販売することが目的であるため、偏りが生じる可能性があります。
独立系でも金融機関系でも、いずれにしても自分に合ったアドバイザーを選びが重要です。
信頼できないな、と思ったらすぐに別の人を探しましょう。
※独立系アドバイザーでも企業から紹介料をもらっている人もいます。その場合は「中立」とは言いません。

おわりに

投資初心者は特に詐欺のターゲットにされやすいため、基本的な知識と注意が必要です。
高リターンの約束や強引な勧誘には警戒し、しっかりと情報をリサーチしながら投資を行うことが重要です。正しい知識を身につけて、詐欺から身を守りながら安全に資産運用を行いましょう。

自分を知ること
求めすぎないこと
手の届く範囲のことを大切にすること

将来の資産形成のために、今最善と思う選択を目指しましょう!

それではまた次回/

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