【第3回】投資用語*株式と債券*

はじめに

こんにちは、coffeeka管理人です。
人生100年時代、働ける期間よりも働けない期間のほうが長くなりそうな未来が予想されますね。将来のために、自分が動かなくてもお金が働いてくれる仕組みの一つとして「投資」があると思います。

ですが実際に投資を始めてみよう!と思っても、難しい横文字専門用語が多くて最初から挫折してしまったことはありませんか?
積ん読にして、まったく読まずに忘れられた本は数知れず。
どんなに簡単だと言われていても、文字をなめるばかりで全く頭に入ってきませんでした。
だからこそ、これは知っておくと良い!という入門編の用語を解説したいと思います。

まずは「何を言っているのかぼんやり分かる」程度で構いません。
少しずつ用語を増やしていきましょう!

  • 投資全般の用語
  • 株式関連の用語
  • 債券関連の用語

まずは基本的な用語についてです。

  1. リスク
    投資における損失の可能性です。投資にリスクはつきまとうものですが、分散投資などによって軽減することはできます。
  2. リターン
    投資から得られる利益です。リターンはさらにキャピタルゲイン(値上がり益)インカムゲイン(配当や利息)に分けられます。
  3. 分散投資
    リスクを分散するために、複数の異なる投資先に資金を分散して投資をすることです。たとえば、第2回で書いたような、不動産と証券など。
  4. ブル/ベア
    株価が上昇傾向・強気の市場をブル(bull/雄牛)、下落傾向・弱気の市場をベア(bear/熊)と言います。
    ブル・ベアファンドはハイリスクハイリターンの投資なので、市場を理解した人や短期間で勝負に出たい人は良いかもしれませんが、リスク許容度が大きくない人は手を出さないほうが得策です。

投資全般の用語が押さえられたところで、まずは株式関連の用語を理解することがおすすめです。
身近なところから始めてみましょう。

  1. 株式(ストック)
    企業の所有権の一部を表す投資商品です。株式を購入することでその企業の株主となり、配当や株主優待(インカムゲイン)、買ったときよりも株価が上昇した時に売れば売却益(キャピタルゲイン)を得ることができます。
  2. 株価
    株式の市場価値です。つまりは、市場における企業の価値とも言えます。株価は需要と共有のバランスにより変動します。取引所が開いている時間はタイムリーに更新されます。(取引所が閉まったあとでも売買予約は可能です。)
  3. 配当
    企業が利益の一部を株主に分配するものです。日本では、年に1回のところが多いですね。中間配当といって半期に1回、年間2回配当をする企業もあります。銘柄によっては配当を再投資してくれる銘柄もあります。より複利の力を感じやすく、長期投資に向いています。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: katie-moum-o0kbc907i20-unsplash-1024x683.jpg

債券は投資よりも企業にお金を貸しているイメージが強い投資商品です。
株式よりもローリスクローリターンではありますが、銀行へ預金をしたままよりは利益が見込めると思います。

1. 債券
政府や企業が資金調達の方法の一つとして発行する借用証書です。債券を購入することで、一定期間ごとに利息を受け取り、満期時に元本が返済されます。
株式とは違い、「満期」があるので償還日には必ず額面金額を手に入れることができます

2. 利回り
債券の投資収益率です。
通常、年間利息を購入価格で割った数字を「利回り」と表し、パーセント表記されます。つまり、いくら投資していくら儲かったか、投資金額に対する利益の割合を示しています。
金利と混同しないよう注意が必要です。

3. クーポン
債券の利息のことです。「クーポン利息」「表面利息」と同じような使われ方をします。(厳密には違うのでしょうが、同じと思っていても間違いではないです。)
例えば額面金額100万円に対して、年間1万円の利息が支払われる債券は表面利率1%の債券ということです。

4. 満期日
債券の元本(額面金額)が返済される日です。
満期がきて元本が返済される場合を満期償還と言います。
繰り上げ償還(満期よりも早く元本を返済する)する債券もあります。

おわりに

投資の言葉、難しいですね。
少しづつ慣れていきましょう。
次回は投資信託や投資戦略の言葉についてご紹介したいと思います。
その後には代表的な指標もご紹介したいと思いますので、次回以降も見ていただけると嬉しいです!

それではまた次回

他の記事も読む

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です