【第2回】投資のメリットとリスク

はじめに

こんにちは、coffeeka管理人です。
人生100年時代、働ける期間よりも働けない期間のほうが長くなりそうな未来が予想されますね。将来のために、自分が動かなくてもお金が働いてくれる仕組みの一つとして「投資」があると思います。

じつは、coffeeka管理人は数年前からさまざまな本を読んで投資の勉強をしてきました。そして、NISAが始まる前から実際に個別株の投資をしたり、新NISA枠を使って投資信託を購入したりもしています。

投資ってギャンブルでは?
やったことがないから怖い

そういう思いもああるかと思いますが、必要以上に怖がることなく、市場と上手に付き合えば、きっと心の支えになると思います。

偉そうなことを言っている管理人ですが、私も初心者。

本で学んだこと、実際に投資をしてみて学んだことを、一般人かつ初心者目線でお伝えできればと思います。そして一緒に勉強していければと思います。

拙いところもあるかもしれませんが、コメントをいただきながら一緒にアップデートできればと思います。

悪い人に騙されない程度の知識をつけて、将来に向けて資産を作りましょう!

  • 投資のメリット
  • 投資のリスク
  • リスク管理の重要性

そもそも「投資」とはなにかについては、第1回を参照してください。

簡単に、投資とは将来的な利益を得るために資金を使う行為を指します。
イメージしやすい言葉で表すと、今手元にあるお金を使って、将来それ以上のリターンを得ることを目指す行為です。

なぜ投資がおすすめなのか、それには4つの理由があります。

  1. 資産の成長
    投資の最も大きなメリットは、資産を増やす機会が得られることです。
    例えば、株式や不動産に投資すれば、元本を増やせる可能性が高まります。
    購入時には100円/株が150円/株になったときに売れば、単純に50円の利益ですね。(分かりやすくするために税金等は考慮しません)
    さらに、複利効果を活かすことで、時間とともに資産が雪だるま式に増える可能性をより高めることができます。
  2. インフレーションへの対抗
    現金の価値はインフレによって減少しますが、一方で投資によってインフレに打ち勝つことができます。
    例えば、昨日は100円で買えていた物が今日は150円出さないと買えなくなった場合、たくさんのお金を出さないと買えなくなったということは、物に対して相対的に円の価値が下がった(円安になった)ということです。
    この時に投資に置き換えるとどうなるか。購入時に100円だったものが150円で売れることになります。円安分カバーできますね。
    一般的に、株式や不動産などの投資商品は、長期的にはインフレーション率を上回るリターンをもたらすことを期待して購入します。
    現金を持っていることも重要ですが、一部を投資に回すことの重要性もお分かりいただけたかと思います。
  3. 収益の多様化
    投資を通じて、給与所得以外の収益源を得ることができます
    例えば、配当金や株主優待などが分かりやすいですね。不動産であれば家賃収入など、働かずにお金を得ることができるので、生活の安定性が増します。
  4. 目標達成への道筋
    投資は、短期よりも長期運用に適しています。
    そのため、教育費用、家の購入、リタイア後などの長期的な目標を達成する手段として有効です。
    経済は短期的にはマイナスでも長期的にはプラスになることが多いです。(それが経済成長ということなので)

物事はメリットばかりではありません。
もちろん投資も同様に、リスクがあります。
こちらも4つ挙げてみました。

1. 市場リスク
機能は1株100円で買えたのに、今日は1株150円になっている!など、市場の変動は、投資の価値を上下させます。
特に株価や不動産価格の変動は予測が難しく、短期的には損失を被る可能性があります。
専業投資家や機関投資家でない場合は中長期での投資スタイルがおすすめです。
買ったらしばらく株価は見ずに塩漬けにしておきましょう。

2. 流動性リスク
一部の投資商品は、必要なときにすぐに現金化できないリスクがあります。
特に、不動産や特定の債券は、取引所が開いていればいつでも取引できる株と違い、売却に時間がかかる場合があり、緊急時に現金が必要な場合には不利となります。
しかし、こういった現金化に時間がかかる不動産や債券などは全く買わないほうが良いということではなく、現金化しやすい物と現金化に時間がかかる物をバランスよく持つことでリスクを分散することができます

3. インフレリスク
現金や元本保証型の低利回りの債券のみ投資している場合、インフレにより価値が減少し、実質的な購買力が減少するリスクがあります。(市場リスクとあわせてみていただけると分かりやすいと思います。)
インフレの時には投資が強く、デフレの際には現金が強いといわれる所以です。

4. 企業固有のリスク
たとえ投資をしていても、特定の企業や業界に依存する投資は、分散投資しているとはいえません。その企業や業界の業績が悪化すると最悪の場合紙屑となるリスクが伴います。日本だけでなく、世界情勢など大きく関わってくることなので、常に新しい情報をキャッチすることが大切です。

リスクを完全に排除することはできませんが、適切なリスク管理を行うことで、投資のリスクを最小限に抑えることができます。

1. 分散投資
卵を一つのバスケットに入れるな」という言葉が示すように、資産を複数の投資先に分散することで、特定の投資が失敗した場合のリスクを軽減できます。
異なる資産クラスや地域、業界に投資することで、リスクを分散することが可能です。(これをアセットアロケーションと言います。)

2. リスク許容度の理解
自分自身のリスク許容度を理解し、それに基づいた投資戦略を立てることが重要です。リスク許容度は年齢や収入、投資の目的によって異なるので、一律に決められるものではありません。
ある人にとっては給与の3か月分の貯金があれば十分と思っていても、ある人にとっては1年分は貯めないと不安、という人がいるように、自分に合ったリスクレベルを設定して、精神的な負担を軽減することが重要です。
投資は、何かあっても「勉強代」と思える程度の余剰資金で行いましょう。

3. 定期的なポートフォリオの見直し
市場の変動や個人のライフステージの変化に応じて、ポートフォリオを定期的に見直すことが重要です。20代であればハイリスクハイリターン商品の比率を高めても良いですが、60代の人がそのように投資ができる余剰があるかというと、なかなか難しいと思います。
タイミングを見てリバランスを行い、目標に沿った資産配分を維持することで、リスクを管理しつつリターンを最大化することができます。
お金は墓場まで持っていけません。適切に管理することが大切です。

4. 専門家の助言の活用
投資のリスク管理においては、専門家に相談することも有効です。
ファイナンシャルプランナーや投資アドバイザーは多くの人の相談に乗っていますし、最新の情報を入手しやすい環境にいます。母数が多ければそれだけアイデアの数も増えます。
積極的に専門家のアドバイスを受けることで、自分に最適な投資戦略を策定し、リスクに振り回されることなく、自分で管理していきましょう。

おわりに

投資は、将来のために資産を増やす有効な手段です。
リスクも十分に理解をしたうえで、将来の資産を増やせるように怖がらずに投資してみましょう!
行うは一見にしかずです!

それではまた次回

他の記事も読む

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です