【第1回】投資とは?

■ はじめに

こんにちは、coffeeka管理人です。
人生100年時代、働ける期間よりも働けない期間のほうが長くなりそうな未来が予想されますね。将来のために、自分が動かなくてもお金が働いてくれる仕組みの一つとして「投資」があると思います。

じつは、coffeeka管理人は数年前からさまざまな本を読んで投資の勉強をしてきました。そして、NISAが始まる前から実際に個別株の投資をしたり、新NISA枠を使って投資信託を購入したりもしています。

投資ってギャンブルでは?
やったことがないから怖い

そういう思いもああるかと思いますが、必要以上に怖がることなく、市場と上手に付き合えば、きっと心の支えになると思います。

偉そうなことを言っている管理人ですが、私も初心者。

本で学んだこと、実際に投資をしてみて学んだことを、一般人かつ初心者目線でお伝えできればと思います。そして一緒に勉強していければと思います。

拙いところもあるかもしれませんが、コメントをいただきながら一緒にアップデートできればと思います。

悪い人に騙されない程度の知識をつけて、将来に向けて資産を作りましょう!

  • 投資とは何か?
  • 貯蓄と投資の違い
  • 投資の重要性

そもそも「投資」とはなにか。

投資とは、将来的な利益を得るために資金を使う行為を指します。
イメージしやすい言葉で表すと、今手元にあるお金を使って、将来それ以上のリターンを得ることを目指す行為です。

投資の目的は大きく3つ

  • 資産を増やす
  • 将来の収入を確保する
  • 特定の目標を達成する

では、投資と間違いやすい言葉として「投機」いわゆるギャンブルとはなにか。

ギャンブリング・ゲーミングは、特定の遊びの種類を指すものではなく「賭け事」「お金を賭ける娯楽」及びその行為・習慣を広く指す用語である。例えば、パチンコは、国内法では遊技。世界的には、一部に賭博性を持ったゲームであり、分類上はギャンブリングになる。

一般社団法人日本SRG協議会より抜粋

全然違うな、となりましたか?
私は最初にこの言葉の定義を提示されても「結局同じでは?」と思いました。
きちんと理解できる方はすごいです。もう十分投資家としてやっていけると思います。

私の理解のなかでは、投資はみんなが儲かるもの投機は運営元が儲かるもの、と感じました。

ギャンブルと聞いて頭に浮かぶのは、CMでも流れている宝くじや競馬が身近でしょうか?
では、宝くじや競馬の利益配分をご存じですか?
宝くじの収益金の分配内訳はHPで公開されています。
参考に、2022年度の収益金の内訳として、販売実績8,324億円のうち、当選金として使用されているのは46.9%(3,904億円)です。
40%程度は都道府県に配られ公共事業に使われるため巡り巡って利益は享受していますが、実際に「当たった!」と実感するのは当選金ですね。
その当選金は半分もありません。半分以上は運営元の手元に残ります。(そうでないと事業として成り立たないため)
確率論的には1枚300円購入した時に、元本が140円に減ってしまうことが確定しているということです。

競馬は法律で決められており75%が払戻金となります。
ですが、結局は元本が減ることは確定しているといっても良いということです。

この元本を取り戻すためには、運や偶然を頼って利益を得るしか方法がありません。

一方「投資」はどうでしょうか。
投資は運や偶然を頼ることはありません。元本保証型の証券(債券)を選べば、元本が減ることはありません。利益追求型の証券(債券)であれば、元本割れの可能性もありますが、利益を見込むこともできます。
いつ買うか、いつ売るか、どういうポートフォリオ(構成)にするかは自分で決めることができます。

投資は自分の責任で利益を大きくすることも、堅実にいくこともできるのです。

「投資」と「投機(ギャンブル)」の違いをご理解いただけましたか?

投資 (Investment):

  • 投資は、将来の利益を追求し、資産を増やすために行われます。
  • 長期的な視点で行われることが多く、リスクを分散させることが重要です。

ギャンブル (Gambling):

  • ギャンブルは運や偶然に頼って利益を得ようとする行為です。
  • 短期的な利益を目指すことが多く、リスクが高いです。

では次に、貯蓄と投資の違いについてです。
前段に熱が入って疲れてしまいましたね。ここはさらっといきましょう。

日本人は貯蓄が大好きな性格といわれることがあります。
私も貯蓄、好きです。
銀行残高の数字が増えていくのをみると嬉しいですし、安心しますよね。

簡単に投資と貯蓄の違いを整理します。

投資貯蓄
リスクが伴う安全性が高い
高いリターンも期待できる利益は利息以外見込めない
長期的な目標に適している短期的な目的に適している

私は貯蓄も投資の一つと考えています。
いわゆる元本保証型の投資です。

タンス貯金は別として、銀行口座にお金を貯めていることは、つまり「銀行へお金を貸している」ことになります。
なぜならば、銀行は契約者の預金を元手に投資をして、利益を得ているからです。ざっくりとした理解で構いません。
だから銀行は口座数を増やしたいし、預金の多い人には厚待遇をするのです。
預金額が大きい=たくさん投資してくれている人になるからです。

なんとなく理解が難しい場合、銀行が倒産した時を考えると分かりやすいかもしれません。
銀行が倒産した時。お金は全額戻ってくると思いますか?
実は、銀行が倒産したときに返金が保証されているのは1000万円までです。それ以上の預金に対しては「必ず返ってくる」とは限りません。(預金保証制度で決められています。)
そう考えると、銀行口座への貯蓄が投資のイメージに近づいてくると思います。

同じ投資であれば、勿論いくらかは元本保証型として持っておくことは重要ですが、余剰資金の範囲内でリターンを得られる投資に回したいと思いませんか?

このページでは「投資」「投機」「貯蓄」について学びました。

そのうえで、なぜ投資が重要なのか。

  1. インフレ対策
    インフレ(物価上昇)の影響を受けて、お金の価値は時間とともに減少します。昨日は100円で買えていた物が、今日には150円になってしまうと、物の価値が上がり相対的にお金の価値は下がっているということになります。投資をすることで、インフルに対抗して資産の価値を維持・増加させることができます
  2. 資産の増加
    銀行に預けておくだけでは大きな利益は期待できません。利息のみです。ですが、株式や債券、不動産などに投資をすることで資産を大きく増やせる可能性があります。
  3. 経済成長の一部
    投資は、企業に資金を提供することです。企業に資金を提供することで、企業は新しい事業ができるようになるかもしれません。そして新たな価値を生み出して、利益が生まれます。その利益の一部が投資家に還元され、それをまた事業に…とサイクルを回すことができます。そうやって経済全体の成長に貢献することができるのです。「お金は経済の血液」と言われるのも納得ですね。
おわりに

投資は、将来のために資産を増やす有効な手段です。
貯蓄とは異なりリスクが伴いますが、ギャンブルとも異なりリターンを期待することができます。

まずは、投資の基本を理解して、少しずつ知識と経験を積み重ねていければと思います。

それではまた次回!

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